2013年6月9日日曜日

3.フレームワークを定義する

前々回「ビッグスペックをイメージする」では、システム開発の 具体例を上げました。この条件を対象に分析および設計を進めていきます。 目的は、オントロジーとタクソノミーをツールとして使いこなすことです。 ツールと言っても概念なので、フレームワークとして定義しなければいけません。 具体的な作業はWBS(Work Breakdown Structure)形式で詳細化してきます。
ツール オントロジー タクソノミー
目的 語彙の定義、構造化 語彙の分類、階層化
構造
ノードの粒度 WBSなので段階的に詳細化 同左
メタデータ
ノードの定義 [M-ID,項目名,説明,コメント] [M-ID,項目名,説明,コメント]
リンク:属性 [A-ID,属性名,説明,リンク/2] [A-ID,属性名,説明,リンク/2]
リンク:分類 [C-ID,分類名,説明,リンク/2] [C-ID,分類名,説明,リンク/2]
インスタンス
ノードの定義 [O-ID,項目名,説明,コメント] [T-ID,項目名,説明,コメント]
リンク:属性 [A-ID,属性名,説明,リンク/2] [A-ID,属性名,説明,リンク/2]
リンク:分類 [C-ID,分類名,説明,リンク/2] [C-ID,分類名,説明,リンク/2]
リンク ノード対ノードを属性で関係づけ、再帰的 ノード対ノードを関係づけ、階層化のみ
検証 上位と下位、網羅性 階層表で確認
メタデータとインスタンスデータからなります。
メタデータはインスタンスデータのスキーマとなり、再帰的階層を持ちます。
メタデータがシステム開発での具体性を持った実装フレームワークになります。

これまでを検討すると、RDFのサブセット版になっていると考えられますが、 何が違うのかまた後で検討します。
次はメタデータを定義します。

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