2013年6月12日水曜日

7.スキーマ定義(業務設計)

業務設計で使うここでの全体のスキーマを定義すると以下のようになります。 ただし、全部を前回のような記法で表現すると、それだけで煩雑になってしまうので 表形式でまとめました。
二項関係は"/2"、それ以上は"/N"で一緒には存在しえないセルに書いてあります。 少しパズル的な表現になっていますがお許しください。
行と列が逆転しているところは、"@"が付いていますので、行と列を交換して理解してください。
M01 A01
M02
A02
M03
M04 M05 M06 M07 M08 M09 M10 A22
M11
M12 M13 M14 M15 M16 M17 M18
サブシステムM01
機能M02 A01
/2
アクティビティM03 A02
/3
ロールM04 A03
/4@
画面M05 A04
/4
エンティティM06 A05
/4
A10
/2
帳票M07 A06
/4
A11
/2
ファイルM08 A07
/4
A12
/2
外部データ源M09 A08
/4
A13
/2
バッチM10 A09
/2
イベントM11 A22
/2
状態M12 A23
/3
アクションM13 A24
/3
メッセージM14 A21
/2
ルールM15
権限M16 A20
/2
項目M17 A14
/2
A15
/2
A16
/2
A17
/2
A18
/2
A25
/2
部品ファイルM18 A19
/2
なにやら数独みたいな表に結果なりましたが、非常にシンプルに18個もの設計パラメータの関係を 把握でき且つコントロールできてしました。 オントロジー的な思考アプローチで可能になってしまうことが示せたと思いますがいかがでしょうか。
これは、一つのケースであり、それぞれシステム開発の現場で変更することにより、より設計が正確に なることでしょう。ただし、あまり理想的に関連を規定すると設計が細かすぎたり、矛盾等が 発生する場合が出てきます。
むしろ検証用のツールを作成して使い、その情報を二次的に利用するか、設計書修正で役に立てる ことをお勧めします。

「これはスキーマなのでまだわかりやすいのでは?」と疑問に思うかもしれません。次回は 簡単な業務サンプルを書きます。

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